無題
日本 :「えーっと、これでいいんでしたっけ」
ドイツ :「あぁ」
イタリア :「買い忘れは困るんね」
日独伊 :「アハハハハ」
アメリカ :「あいつら、本当に軍事同盟だけの仲だったか?」
カナダ :「そこまでは...」
フランス :「なにか、あったとおもう」
アメリカ :「...」
ただ、ひたすら、彼等を見ていることしかできなかった。
*
アメリカ :「はぁ...」
イギリス :「息子よ、お前が悩むなんて思わなかったぞ」
アメリカ :「今はほっといてくれ!」
イギリス :「わかった。」
アメリカ :「はぁ...」
彼奴等のことを滅ぼしたのは俺だ。
連合が枢軸を倒す、それが史実だ。
じゃあなぜ疑問を持つ?
彼奴等は...
離さないほうがよかったのでは?
軍事同盟じゃなく、普通の同盟を。
何故、俺は離してしまったのだろうか。
バンッ
銃声?
誰のだ?
でも、もう、眠い...。
ドサッ
カナダ :「兄さん!?」
オ-ストラリア :「銃声は、麻酔銃だったか!」
カナダ :「おきて!」
*
アメリカ :「びょー、。しつ?」
まだ眠い。
記憶が抜け落ちてる気がする...。
カナダ :「兄さん!」
日本 :「心配かけないでください」
ドイツ :「そういえば、麻酔銃の音が聞こえたダス」
日本 :「誰かが命を狙っているんじゃないですか?」
カナダ :「えぇぇぇぇぇぇ!?」
アメリカ :「あぁ、そーかもな」
日本 :「ここでは戦いたくないですね...」
アメリカ :「おくじょーでたたかったらいーんじゃないか?」
なんだか目が覚めてきた。
アメリカ :「よし、いこう!」
日本 :「行の字が逝にならないといいですね」
アメリカ :「そうなんだよなぁ」
*
アメリカ :「随分さみしい屋上だな」
日本 :「なんにもありませんね」
ドイツ :「あっ社会主義だ!」
アメリカ:「犯人は彼奴等か!」
日本 :「バトル開始~!」
日本がほらがいを吹いた。
イギリス :「アメリカ、お前は休んでいろ」
少し寝かせてもらおうか...。
日本side
ついに命迄狙ったか。
日本 :「バーサーカーモード!」
中国 :「日本、来るアル!」
大日本帝国:「来るまでもない。『神風襲来』!」
刀を抜き鞘の先と持ち手の先をくっつけ、神風をふかせた。
カナダ :「ほんっとチートなんだよなぁ」
ドイツ :「負けてられない!バーサーカーモード!」
ナ○ス :「中国、覚悟ぉぉぉ!」
中国 :「やられっぱなしじゃないアル。」
中国は急に剣で斬ってきた。
日本 :「はぁ、はぁ、不意打ちとは...」
バーサーカーモードはとけてしまった。
日本 :「彼奴等の攻撃は、ますいを、つかって、い...ま...す...」
バタッ
イタリア :「バーサーカーモード!」
その時。
バン
麻酔銃とは違う銃声が響いた。
ロシア :「フィンランドってさすがにいないよな...」
ロシアは震えている。
フィンランド :「いるよ☆」
ロシア :「やっぱりお前かぁぁぁあ!」
フィンランド :「Sata laukausta!(鉄砲百連射!)」
ロシア :「こんなんもうおかしいじゃないか!」
日本 :「さすがフィンランドさんですね...まだ手札は残っています。バーサーカーモード!」
中国 :「まさか...」
江戸幕府 :「そのまさかじゃないと思うぞ」
中国 :「うわっっぁっぁfpぁあlkshshhじゃっかあふじこさsじゃうあい」
江戸幕府 :「弓で十分」
中国 :「わぁ」
日本 :「ことは済みました。帰りましょう」
G7 :「おー!」
あいつらは、前を振り返らないんだ。
そのほうが、前向きに生きていられるから。
月は、三日月になっていた。
終わり